Keychron K3 レビュー

Kickstarter でプレッジしていた Keychron の K3 Optical Switch White が届いて 1 週間ぐらい使用してみたレビューです。
主にゲームに焦点を当てつつ、文章入力/プログラミングなどにも使っている感じです

購入した理由

K3 が届くまでは SteelSeries Apex M500 JP をメインで使用し、 FPS をするときは BitTradeOne BFKB113PBK を使用していました。 COUGAR VANTAR とかも結構使ってました。
K3 を購入したざっくりした理由は、

  • BFKB113PBK は耐久性と今後の生産に不安があった
  • 今後メンブレンパンタグラフのキーボードが流行る未来が見えなかった
  • Low Profile で Optical Switch で尚且つ Actuation force が小さい物をを選べる
  • 流行りの 65% レイアウトに不満があった
  • フルレイアウトではないものが欲しかった
  • ファンクションキーが近くにあること、 Page Up/Down, Home, End, Arrow Key がある
  • 机の上にキーボードを複数置きたくないので、 WindowsMac などの複数のマシンで同時に使えるやつが欲しかった
  • そこそこの値段でまた買える
  • 自作したくない

です。
具体的には、ファンクションキーは文章入力やゲームで高頻度で使うのですが、何故か他のキーから離れてるものが標準なので元から不満があった。
一応安いキーボードとかであったりはするのだが、キーロールオーバーや耐久性やスイッチが要件を満たしていないものばかりだった。
あとは Mechanical Switch の Low Profile は押し込まないとキーが反応しない感覚が強かったので、 Cherry MX の Silver より押し込まなくていいのは魅力だった。
また、メンブレンパンタグラフで尚且つそういった要件を満たしているのが BitTradeOne のものぐらいしかなかったが解消したかった感じです。
メンブレンパンタグラフのようなフィードバックが少ないスイッチはあんまり需要がないみたいで、どんどん姿を消していっています。
なので、時代に合わせてブラウン管モニタから液晶モニタに切り替えるような気持ちで色々キーボードを試していた中で見つかった感じ。
元々は K2 を買う予定だったが、購入しようとした時に K2 の Low Profile 版の K3 が Kickstarter で出資を募っていたので即 Pledge した感覚です。

発送

中国の深センから DHL Express で、国内は佐川急便で届きました。
箱はちょっとへこんでましたが、中身は傷ありませんでした。

製品感想

製品情報

キーボード本体、 Type-C to Type-A USB ケーブル (パラコード)、 Keycap Puller 、 Switch Puller 、 Mac/Window とライトを操作するキーのキーキャップ、ダストカバー ダストカバーはケーブルを付けると浮くので、ケーブルを付けて利用する場合はちょっと加工してあげるといいと思います。
私の個体は置くと若干ガタついていたので、キーキャップの下にあるネジを外してもう一度つけ直したら治りました。

スイッチ

押し込むかなり前でキーが入力されるのはメンブレンパンタグラフと同じ感じです。 ただ、それより圧倒的に力が要らないです。
ただ、メンブレン/パンタグラフの使用感を求めてるとちょっと違う感じ。もっとクニュッとしています。
おもちゃっぽい、拙い感じのフィードバックです。
久しぶりにファンクションキーが近いキーボードを使ったので慣れるのに 3~4 日かかりましたが、慣れると運指が楽で良い感じです。 FFXIV で左手でF6押す時が楽すぎる。

総合的に

US レイアウトでファンクションキーが近いのが好きならおすすめできます。
ただ全体的に造形もスイッチもおもちゃみたいな感じなので、精密性とか重厚感とかフィードバックが欲しい人にはおすすめしません。
今まで使ったどのキーボードよりも軽いキータッチなので、 Optical/Mechanical Switch に不満がある人は試してみるといいと思います。

あとがき

やっと今まで求めていた要件をすべて満たしているキーボードが手に入った感じです、素直に嬉しい。
actuation point とかに拘る人にはWooting two HEを買ってみてレビューお願いしたいです。
ではでは。