GTFO Rundown 003 / The Vessel を終えて
GTFO とは？
このゲームは 4 人で協力し、クリアを目指すのオンライン Co-op FPS だ。
しかし、 GTFO は従来のオンライン Co-op シューターとはかなり毛色が違ったレベルデザインをしている。
基本的なゲームメカニクス
基本的にはじっくり時間をかけてリスクを排除し、戦闘する場面を見極め、限られたリソースを管理しながら進むことに力を入れている。
また、 1 つのレベルでも複数のエネミーにバレないようにするステルス要素と、複数のエネミーと戦闘をするラウド要素が混ざっており、緩急がある。
そして UI に出るオブジェクトの指定は必要最低限だ、殆どが実際にゲーム内の CUI のターミナルで探してやっと目的地が分かる。
例を出すと「 OBJECT_HOGE を持って帰る」としたら、ターミナルで query object_hoge と打って初めてオブジェクトがあるエリアがわかる、といった仕組み。
ミニマップもなく、敵のスポットなども特定の装備を持っている人しかできず、フレンドリーファイアがある。
その代わり自分のキャラクターの成長要素や、アンロック要素なども無く、ただステージをプレイすることにだけ集中できるという、近年のゲームとは真逆の UX を提供している。
こんな人にプレイしてほしい
よくある難易度についての触れ込みや、マッチメイキングについて
難易度について
ネットゲームの記事を書いているサイトなどでは、「クリア率 n%」とあるが、実際は「4人で1つのマップを4回トライして1回クリアしたら 4/16」という計算をしている為、実際のクリア率はもっと高い。
高難易度のレベルをプレイするためにはそもそも下の難易度を全てクリアしないといけない事
高難易度すぎるのでそもそもプレイ率が低い
ことなどもあるので、一概に言えない。
統計はここで見られます Twitter @GTFO_The_Warden
筆者は 2020 年 6 月 19 日現在、 Alpha/Beta Test と Rundown 001 から 003 までプレイしたので、難易度の評価をしておく。
また、このゲームはの難易度は A B C D E 層で分かれており、 A より B のほうが難しい、といった感じ。
Alpha/Beta Test
ゲームメカニクスがわかっていないのと、バグで極悪な難易度だった。実装は C 層 1 箇所のみ。
Rundown 001
普通、長いレベルは1時間 30 分ほどかかる。初めての A から D 層までの Full Rundown (6 レベル) 実装。
Rundown 002
A から C までは普通だが、 D1 が 初めてクリアした時にチェックポイント無し 4 時間超え。また、ほぼ対策が不可能な霧の中を可視範囲 2m ぐらいで探索するのが正攻法、という極悪レベルデザインだった。
後にアンロックされた D2 に関しては何回も Wipe しながら少しずつ進む良デザイン。
しかし、 最終層にしてゲームで初の E 層は毎日 2-3 時間プレイして 14 日かかるというとんでもない難易度だった。
1 時間ほど最終フェーズのための準備をして、合計20-30分ほどの最終フェーズに入って 3 分で Wipe という地獄。 クリア率も Wardenによると 1% 以下 だったようだ。
また、 D2 と E1 に関しては実装して数週間で Rundown 003 が来てしまった為、攻略中にアップデートが入り、一生プレイできなくなるプレイヤーが多数発生する、という二次災害もあった。
Rundown 003
前回の Rundown のレベルデザインが極悪すぎたせいでプレイヤーの数が減ってしまったのを反省したのか、 A 層を 3 つ、 B C D がそれぞれ 1 つずつになり、プレイタイムは 2 時間を超えることはなくなり、全体的に難易度が下がった。
いままでの Rundown で一番簡単にしてきたので、初めてプレイする方は今始めるのをおすすめしたい。 レベルデザインも良くなったよ！
マッチメイキングについて
現段階ではマッチメイキングが無い、がそれは問題ではないと感じている。
普通ならマッチメイキングがあったほうがいいが、このゲームの最大の魅力は手探りでオブジェクトを調べてこなす事だと思っているので、もし実装されたとしても攻略法を知っていないとついていけなかったりする問題がある。
なので可能ならば自分を含めたいつもの 4 人で組んで、よくわからない状態で探索するほうがこのゲームをより楽しくプレイできると思います。
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興味のある方は是非お友達と示し合わせてご購入ください。
