ネットゲーム

幼少期の自分にとってゲームは空想の世界を遊ぶための装置だった。

学生のときにネットゲームに触れてからその関係がよく分からなくなった。

いつのまにか打ち込んでいた、誰よりもとは言わないが自分を入れてくれたチームの足手まといにはならないぐらいには上手くなりたかった。そのチームはoMaE:3)sと名乗っていた。

当時はネットゲームとはどうにかして相手に勝つ方法を探る事だと思っていた。

そのチームで活動しなくあったあと、知り合いと他のゲームをやったがなんだか自分がやりたいことと違って喧嘩別れをした。

自分がやりたいこと、いや「ネットゲームはこうあるべきだ」という自分の考えに毒されていた。

高校生の頃、燻っていた。ゲームも現実も上手く行かなかった。

何がやりたいか分からなかった。いや、分かる状態になかった。

高校を辞め、アルバイトも続かなかった。人が信用できなかったし、自分自身のことが大嫌いだった。

それでもゲームは続けた。よくわからない誰もやってないようなHalf-Life 2: Deathmatchや、NEOTOKYOや、SuddenAttackのようなコピーゲームをたくさんやった。

たまたまPortalがやりたくてOrange Boxを買ってあったのを思い出した。

そこにバンドルされているTeam Fortress 2というゲームを自然とやり込んでいた、全てを無視して没入できたからだ。

 

多くのチームを渡り歩いたし、自分でもチームを作った。殆どは上手く行かなかった。

殆どは他人の気持ちがわからないことと、自分のことしか考えていないからだった。

「なぜお前たちは真面目にやらないんだ?」とずっと疑問だった。ネットゲームとはそういうことで表現する場所だと勝手に思っていた。良い意味で言えばストイックだが、私は性格が悪かったので単純に「ゲームがそこそこできる、人の心がないゴミ」だった。

 

本来ゲームとはそのゲームを作った人や一緒にプレイする人、対戦相手とのコミュニケーションだと気がつくのはまだまだ先だった。

 

少し現実の話をしたい。

小学生の頃、母親に犯されていた。

なんとか自分と家族を維持するために私は中学生を卒業するまでクラスのイニシアチブを取って自分を肯定していた。

しかし、高校に入って「今までの方法では通用しない」事を知った。主導権を得ることでしか他人とコミュニケーションが取れなかったから、当然いじめられた。当たり前だ、鼻につくからだ。

だから居場所を作るために部活を自分で作った。けれど、部室は先輩と同級生のセックスの場所に使われるようになって、くだらなくなって投げた。

付き合っていた他校の恋人が自殺した。

全てがわからなくなって、いじめに反撃して授業中に人の頭を文鎮で思いっきりなぐった。

いじめられなくはなったが、居心地の悪さは増すばかりだった。

この頃から幻覚と幻聴がよく見えたり聞こえたりするようになった。

それに対処するための薬の副作用でまともに頭が働かなくて、毎日よだれを垂らしていた。診断は統合失調症だった

限界になった私は学校を辞め、一年無職になった。

 

そんな私を支えるのはネットゲームだった。

ここではただ上手ければよかった。幻聴と幻覚を感じながらずっとプレイしていた。他人に認められたいとは思わなかった、自分を肯定するためにやっていた。

ゲームをプレイしている間は「これは病気の症状で本当は何も起きてないんだ」と自覚することができて、心のより場所になった。

歪な自分の行動もほとんどの人が寛容な心で許してくれた。けれど、不快にさせてしまった人のほうが多かった。

付き合っていたネットゲームの彼女と初めての会話は「女と話すつもりはない、弱いから」と言った。愚直で、けど本心から言っていた。逆に「なぜそんな事を言うのか」と興味を持たれて付き合ったが、僕はなんだかずっと高校生の頃が忘れられないし、人にどうするべきかわからなかった。別れは早かった。

 

ゲームを真面目にやることだけはやめなかった、やめられなかった。

けれど、初めてアジアの大会でトップを取れた。嬉しかった。けれど、同時に燃え尽きてしまったことと、今まで私がコミュニティにしてきたひどい事は許される事はなく、人を蔑ろにしたことにやっと気がついて、全部自分のせいなんだと思って、これ以上居ても気分が悪くなる人が沢山居ると思ったので辞めた。

 

たまにQuake Liveというゲームをやっていた。いや、やっていたというより「サーバーに居続けていた」

Duelという1対1で倒して得るスコアが多いほうが勝ちというルールだった。

しかし、私はそのゲームシリーズはやったことがなかったからレーティングが低くて、ゲームの仕様的に「一生誰も入ることの出来ないサーバー」で何時間も待っていた。

これが後に、今も続く友人と出会うきっかけになるとは思わなかった。

 

僕は段々ゲームがうまくなる事が自分の人生に意味があるか考えるようになった。

少なくとも、今までの方法ではいちばん大切な「対戦相手を含めた一緒にやってくれる人」がいなくなると感じた。

 

大学生になり、未だにゲームをやっていた。

けれど、病状が悪化して続けられなくなった。また学校を辞めた。ひきこもるようになった。

モラトリアムがまだまだ続くのか、と嫌な気持ちになった。

けれど、ゲームしかできなかった。

 

友人がゲームを買ってくれた、MMOだ。絶対自分は多くの時間を使ってしまうから避けていたジャンルだ。

そこで人とうまくやることを考えながらゲームができるようになってきた。

その頃には自活はできないが、人とコミュニケーションが少しずつ上手くなっていった。

上手にプレイすることより、人とゲームをやる難しさと自分のこともできないといけない難しさに直面した。

その頃から「結局、上手くプレイするためには人と円滑なコミュニケーションをして、自我をコントロールすること」だと気がつけた。

それを肝に銘じて沢山の人と沢山レイドをした。私はゲームが上手いわけではない、もっとうまくなりたいし、このゲームをやる人々を知りたかった。

そして、人間関係はとても複雑で私みたいに愚直な人は殆ど居なかった。

その時時で言うことを変えるような、嘘つきが多いと感じた。

これは悪い意味だけではなく、考えて我慢して良いコミュニケーションを取るときにも重要だと気がついた。

みんな苦しいことをしながら、けれど目標に向かって自分たちなりに頑張っていたんだ、と理解することができた。

 

やっと自分がやろうとしていることは少しだけ社会に近づいてきた。

段々と自分が上手くなることより、自分より才能があって機会に恵まれない沢山の人達を思うようになった。

 

ゲームに限らず、根本的に競技ではないものはアートだと思っている。

それは自己表現そのだと感じた。

ただ一つ分からなかったのは人々に自分を認めさせる手段として使っている人だ。

私は治癒と社会に慣れるためにゲームをやっていたから、本当に分からなかった。

腕がたつだけの人は沢山いる。けれど、ゲームを通じて学んで自分を良くしようとするという人はとても少なく感じた。

きっと、昔私のようにどうしたらいいかわからないのだと思った。

 

「認められ続けて注目を浴び続ける人」って競技をしていて実力だけが認められた人が前線を退いた後もなれるとは思えない

そう思っている、結果を常に出し続ける以外レイダーとしては表現ができないんだ。

 

だから、私はどうしても「自分を自分で認めさせるために色々な事をやる」ほうがきっと良いと思っている。

けれど、成功体験にしがみつく人は「俺は前にうまくやったぜ、次いこう」とならないんだろうか。

まだまだ理解がまったく足りないと思った、彼らの苦しさはまるで私のようだと思った。

ただただそういう話を聞くだけでも苦しい。

けれど同時に、自分を自分で認めるのはものすごく難しいことだと言うこともわかっている。

苦しい、他人と自分が同化しているようで気持ちが悪い。

 

またどうすることもできない他人のことを考えてしまった。

私は段々よくなっているのに、それと同時に最悪な気持ちも更新している。 

陰謀論やスピリチュアルやデマに傾倒した家族に迷惑をかけられた話

私が高校生だか大学生の頃から姉は昔からテレビに出ているようなスピリチュアル系のような物を信じていた。
風水だとか、どこの星がどうとかそういった物 私に親切にも本をくれたりもしていたが、生憎私はまったく興味が無いどころか人を騙して金を貪る人に対して嫌悪感があったので受け取ったが読んでいない。
ただ、それを信じても他人に実害が出るわけではないので、肯定こそしないが信仰の自由を尊重した。

時は飛んでコロナ禍、私と父と母と姉は実家で4人で暮らしていた。
姉はリモートワークが肌に合わず、精神的に参ってしまい実家に帰ってきた。
元から嫌なことがあったり体調が悪かったりすると家族に当たるし、人に言う割には自分の事はちゃんと出来ないので私はかなり嫌だった。

この頃から世の中に陰謀論やデマが流行りだして、YouTubeやよくわからんすぐアクセスできるウェブサイトとかに信者や人を騙す目的で沢山動画や記事が増えてきたのはみなさんもご存知だろう。
姉が信じていたものは「コロナワクチンにはマイクロチップが入っていて洗脳される」だとか「5Gに殺される」だとか「海外の食品には毒が入っている」だとかそういったものだ。
私は明らかに嘘なものはスライドを使って丁寧に説明したり、姉とよく会話をする母親にも説明をしたりしていた。
私はどんなに話が合わなくてもできる限り対話をしようとしていた。

さて、ここ数日起こったことを説明する。
姉は一ヶ月ほど前に亜塩素酸ナトリウムとクエン酸の溶液を水で割って飲む、巷ではMMS (Miracle Mineral Solution/Miracle Mineral Supplement)とか呼ばれてるものを飲んでいた。
結論からいうと、それを混ぜることによって発生するガスで嘔吐を引き起こしたり、肌に触れたりすると炎症が起きる。
私は使い始めた当初から警告していたが、それを風呂にいつの間にか入れられた。
私は肌が弱く最近やっと全身の炎症が収まってきたところで、だ。

私の話をしよう。
私は数十年前から精神的な疾患を持っていて、社会的な生活を殆ど送れていなかった。
高校は中退して別の高校に行ったし、なんとか入れた大学も病気が悪化して通学ができなくなって辞めてしまった。
その後は仕事についたり無職になったりを繰り返していた。
2018年、僕はこの自立できない生活に終止符を打ちたくて真面目に自分の病気と向き合い、精神障害者として自立支援をするところへ通ったりしていた。
2020年後半になると私の病気はかなり改善して、自分で買い物に行ったり自分で家事をできるようになってきた。
とはいってもまだその頃は買い物に行った後車の中で数十分ぼーっとしていないと運転ができる状態ではなかったが。
2021年になり、かなり慣れてきた。荒治療だが生活がまともに自分でできるようになってきた。
身だしなみにも気を使えるようになって、髪の毛、顔、服、仕草。やっと29という年齢相応になってきた。
2020年の夏から減量と体力づくりも初めて40kg以上痩せた。つい数週間前にいままで服が全てだぼだぼになったので、すべての服を買い直した。安い服屋だが、自分が着られるサイズが安い値段で買えることに感動した。
そして、MMSが入った風呂に浸かり肌と全ての服が台無しになった。

私は自分を守らなければならない。
家族がいる所で大声を使い「歌舞伎」をした。
今まで私の全てを無視していた母と姉と断絶が確実なものとなってしまった。

対話は疲れた、シンジ君が電車に乗っているシーンのようだ。
私は私を守らなければならない、家を出なければ、何が悪いっていうんだよ。

Keychron K3 レビュー

Kickstarter でプレッジしていた Keychron の K3 Optical Switch White が届いて 1 週間ぐらい使用してみたレビューです。
主にゲームに焦点を当てつつ、文章入力/プログラミングなどにも使っている感じです

購入した理由

K3 が届くまでは SteelSeries Apex M500 JP をメインで使用し、 FPS をするときは BitTradeOne BFKB113PBK を使用していました。 COUGAR VANTAR とかも結構使ってました。
K3 を購入したざっくりした理由は、

  • BFKB113PBK は耐久性と今後の生産に不安があった
  • 今後メンブレンパンタグラフのキーボードが流行る未来が見えなかった
  • Low Profile で Optical Switch で尚且つ Actuation force が小さい物をを選べる
  • 流行りの 65% レイアウトに不満があった
  • フルレイアウトではないものが欲しかった
  • ファンクションキーが近くにあること、 Page Up/Down, Home, End, Arrow Key がある
  • 机の上にキーボードを複数置きたくないので、 WindowsMac などの複数のマシンで同時に使えるやつが欲しかった
  • そこそこの値段でまた買える
  • 自作したくない

です。
具体的には、ファンクションキーは文章入力やゲームで高頻度で使うのですが、何故か他のキーから離れてるものが標準なので元から不満があった。
一応安いキーボードとかであったりはするのだが、キーロールオーバーや耐久性やスイッチが要件を満たしていないものばかりだった。
あとは Mechanical Switch の Low Profile は押し込まないとキーが反応しない感覚が強かったので、 Cherry MX の Silver より押し込まなくていいのは魅力だった。
また、メンブレンパンタグラフで尚且つそういった要件を満たしているのが BitTradeOne のものぐらいしかなかったが解消したかった感じです。
メンブレンパンタグラフのようなフィードバックが少ないスイッチはあんまり需要がないみたいで、どんどん姿を消していっています。
なので、時代に合わせてブラウン管モニタから液晶モニタに切り替えるような気持ちで色々キーボードを試していた中で見つかった感じ。
元々は K2 を買う予定だったが、購入しようとした時に K2 の Low Profile 版の K3 が Kickstarter で出資を募っていたので即 Pledge した感覚です。

発送

中国の深センから DHL Express で、国内は佐川急便で届きました。
箱はちょっとへこんでましたが、中身は傷ありませんでした。

製品感想

製品情報

キーボード本体、 Type-C to Type-A USB ケーブル (パラコード)、 Keycap Puller 、 Switch Puller 、 Mac/Window とライトを操作するキーのキーキャップ、ダストカバー ダストカバーはケーブルを付けると浮くので、ケーブルを付けて利用する場合はちょっと加工してあげるといいと思います。
私の個体は置くと若干ガタついていたので、キーキャップの下にあるネジを外してもう一度つけ直したら治りました。

スイッチ

押し込むかなり前でキーが入力されるのはメンブレンパンタグラフと同じ感じです。 ただ、それより圧倒的に力が要らないです。
ただ、メンブレン/パンタグラフの使用感を求めてるとちょっと違う感じ。もっとクニュッとしています。
おもちゃっぽい、拙い感じのフィードバックです。
久しぶりにファンクションキーが近いキーボードを使ったので慣れるのに 3~4 日かかりましたが、慣れると運指が楽で良い感じです。 FFXIV で左手でF6押す時が楽すぎる。

総合的に

US レイアウトでファンクションキーが近いのが好きならおすすめできます。
ただ全体的に造形もスイッチもおもちゃみたいな感じなので、精密性とか重厚感とかフィードバックが欲しい人にはおすすめしません。
今まで使ったどのキーボードよりも軽いキータッチなので、 Optical/Mechanical Switch に不満がある人は試してみるといいと思います。

あとがき

やっと今まで求めていた要件をすべて満たしているキーボードが手に入った感じです、素直に嬉しい。
actuation point とかに拘る人にはWooting two HEを買ってみてレビューお願いしたいです。
ではでは。

近況

とある事情で夜にボイスチャットが出来なくなってから約3ヶ月が経った。
それに合わせて生活習慣を夜型から早朝に起きる方向に変えたが、それにも慣れてきた。
今は 21から22 時ぐらいには床について、 5:30 から 6:30 ぐらいに起きてる感じ。

何年間も夜にほぼ毎日誰かと喋るっていう生活を続けていたのだが、それが無くなったのし、仕事も在宅で基本的に一人で作業をしているから、発声する機会が極端に減った。
たまに夕方とか昼に Discord で集まっている所があったら少し雑談をしにいったりはするけれど、そのぐらいしか発声する機会が無い。
意外だったのは、割と自分は人と喋りながら何かするの好きだったんだなという事かな。
あとは 1 週間ぐらい身内で集まってゲームを攻略していていくらか発見があった。
そのゲームは現代的な Ping や Emote のようなコミュニケーション機能がゲーム内に存在しないものだったので喋るのが一番良い情報共有の方法だったが、自分はそれが出来ない状態。
チャットだけでコミュニケーションするのは、普段喋っていた自分からすると慣れないものだったし、一緒にやっていた人も伝わりづらくて困っていた。
自分含め全員が慣れてきたらそこまで困りはしなかったけど、ベストな方法ではないと強く思った。

1 人での活動は昼に時間がある時に最低 1 時間はシューターをプレイして挙動を確かめてる程度。
ゲームをプレイするための時間を捻出するのが前より難しくなったが、それを言い訳にするのも嫌だなと感じている。
とはいっても、リラックスして物事には取り組めているから良い感じです。以上。

奇妙な体験をしたゲームイベント

あいさつ

こんにちは、皆さんゲームしてますか?
今日は私が 9 月 12 日に参加した大会について書こうと思います。
参加した大会は Diabotical Asia weekend tourney #1 というもので、個人主催の小さなトーナメントです。

大会直前

日本時間 17:00 開始予定、参加希望者は予め告知してあったサイトから参加申請をしていて、私も当日の 15:30 ぐらいに参加申請しました。
その時点で参加希望者は 18 人ぐらい居て、小さなコミュニティのゲームの個人開催、また流行していない地域の大会としては結構集まっていた。
しかし、問題は 16 時から 17 時までのチェックイン(いわゆる点呼)から発生し始めます。

Toornament

まず最初に使用した Toornament の説明をするとゲームの大会向けのウェブサービスで、

  • 大会の日程、ルールなどの情報が告知できる
  • 参加希望者はサイト上でアカウントを作っておけばすぐに申請ができる
  • 日程直前になるとチェックインが開始される
  • チェックインが確認出来た参加者からトーナメント表を作成

などができます。主催や参加申請から当日の点呼まで殆ど自動でやってくれる便利なサイトです。
日本でも同じようなサービスがあると思います。

チェックイン問題と実際に起こったこと

しかし、 17:00 大会本番になり、チェックインを締め切ったのに何故か主催者は大会を開始できません。
最初の問題は参加申請したプレイヤーの半分以上が規定の時間にチェックインが出来なかったことにあります。
二つ目は通常、規定に間に合わなかった場合は失格になります。
しかし、なぜか主催者は Toornament の規定通りに開始せず、延期をし、チェックインをしていないプレイヤーをトーナメント表に入れてしまいます。
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これが実際のトーナメント表で、赤く塗ってあるのはチェックインができなかった選手。 見てもらえば分かると思うが、本来であれば存在しない「無の第1回戦」が実現しています。
また、 Toornament の仕様を無視しているから何か事情があるのだろう、と思っていたらチェックインしていない選手同士で試合が組まれていていました。
そしてそれが「実際に行われているのか行われていないのか」を運営が把握しておらず、また告知もしないため、 Discord は個人で点呼をしまくるという無秩序が発生。
更に言うと「無の一回戦」で、「チェックインが出来ないと連絡していた選手」が「無連絡でチェックインしていない選手」に負けていたりします。
結果的に私は 2 回戦分、約 2 時間ぐらいをただ待つだけで過ごすという状態になりました。
この時点で私は暇すぎて全身をストレッチし、スクワットや肩のトレーニングしつつ、虚無を見ている私の配信視聴者に「すげーことになってるぞ」というチャットをしていたりしました。
3 回戦と 4 回戦目は無事にプレイできたのですが、もう完全にやる気が削がれていたので 4 回戦目で負けた時点でダブリイリミネーションの敗者側のブラケットを棄権しました。
その後私はすぐ寝たのですが、今日見たら敗者側のブラケットに何故か「チェックインが出来ず棄権になっていたプレイヤーが復活」していて、勝ち上がってたりしました。どういうこと?
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大会や参加者の環境の説明

Asia と書かれているが参加者の 7 割以上が極東ロシア在住。大会主催者も同じ。
理由はこのゲームにはロシアのデータセンターが存在するが、西にあるモスクワなので日本の東京データセンターより距離が離れていて国内でも快適にプレイできない。
ましてやヨーロッパなどもっと遠い。メジャーな対戦ゲームなら独立国家共同体 (CIS) という区切りをしていることがあるが、そこまで大きくないゲームでは忘れ去られやすい地域です。
なのでウラジオストクのような辺境に住む人は東京サーバーぐらいしか快適に遊ぶ事ができない。
そして、東京データセンターなら韓国/中国、台湾やシンガポールぐらいまでだったらプレイ可能レベル。 ならばアジアと極東ロシアであわせて "Asia" や "Far East Asia" と呼ぶことにしよう、となっているんだと思う。
この界隈で言うざっくり「アジア」はこんな感じ。マークがついてるところがモスクワ。
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実はこの流れは同じ Quake 系 ArenaFPS の "Quake Champions" でもあって、一瞬だけ東京にデータセンターがあったんだけど、無くなったことによって極東ロシアの人々はプレイするサーバーが無くなった。
この件に関してはかわいそうだと思う。

教訓を得たこと

めちゃくちゃ当たり前の事なんだけど、今回に関してはその「当たり前」が全て通っていないので一応書いておく。

  • 大会の主催は規定通りに進めなければいけない
  • 使うアプリやサービスの使い方ぐらいは調べよう
  • 報告連絡はしよう
  • 少ない運営者でやるのなら、配信よりも大会の進行を優先しよう
  • 参加する人は時間を守ろう

本当に気心の知れた友人とやるイベント、とかだったら遅刻とかしても気にしないと思うが少しでも他人が居るなら絶対にしてほしい。
まじでこれぐらいしか言えることがない、小学校の遠足レベル。

その他

日本語がわからないロシア人が、対戦相手の「スペルブレイク早くやりたい」という名前 (トーナメント表では Higashi-ri となっている) に確認するのが段々雑になっていって、この界隈だったらほぼやらなそうなゲームの名前を呼ばせたのがよかった。
ただ人を呼んでいるだけなのに主張みたいになってしまっている。
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ほんの少しだけど日本人と交流できたのもよかった。次回「ちゃんとした」イベントがあるならまた一緒に遊びたいですね……。
以上、俺の休日の 5 時間でした。

ここ 2 ヶ月で購入したりしなかったりしたものまとめ

日用品

  • Anker PowerPort+ 1
    デスクには既に Anker PowerPort Speed 5 があるので、ベッドの横に置いたり携帯するため。
    殆どスマートフォンを外に持ち歩いて使うことが無かったのだが、最近外出が増えたので寝る前にバッテリーが切れそうになり、 Quick Charge 3.0 に対応しているアダプタが無かったのでちょうどいい。
    普通、安い、けどちょっとでかい。

  • マイプロテイン Impact ホエイ
    全身の筋トレを初めたので既にトレーニングしてた人から教えてもらった、スーパー安い。味はとりあえずナチュラルチョコレートとミルクティーを購入した。
    新規会員登録時の紹介コード(1000 円割引)と、ディスカウントコードを入力するとすごい割引になる。
    ディスカウントコードは山澤礼明さんのYouTubeの動画からもらいました、謝謝。
    紹介コードは私の KHSM-R4 です、使ってもらえると私にも 1000 円分割引が入って助かる。

ゲーム用途

  • Crucial MX500 1TB
  • G.SKILL F4-2666C19D-16GNT
    今までメモリが 8GB しかなかったため、ゲーム中にメモリスワッピングが多発していた。
    普通に使用する分にはパフォーマンスが落ちる程度で問題なかったが、長年それを続けていたため SSD が劣化し、メモリスワッピングが起こるたびにゲームが一瞬フリーズするようになってしまった。
    また、使用していた SSD はシステム用とゲーム用の 2 つだったが、ゲーム用の SSD も容量が限界に来ていたので SSD を購入。
    メモリは使用しているマザーボードが ASRock H170 Pro4 なので DDR4 2133 までしか認識しないため、激安 DDR4 2666 をゲット。
    友人からもらった MX500 (ありがとうのぶ子!) と購入した分で OS を再構築して快適になった。
    パソコンのパーツに関しては本当に初心者だったので、公民館 Discord のメンバーに聞いて色々教えてもらって良い買い物ができました、ありがとうございます。
    次にパソコンのパーツを買うのは完全に一から組み立てる時になりそう。

  • Shure SE215SPE-A
  • Artisan NINJA FX ハヤテ 甲 MID L
    私はパソコンでゲームする時は眼鏡をかけながらプレイしているので、ヘッドホンやヘッドセットだと長時間使用していると痛くなってしまうというのがあった。
    また、出掛けるちょっと前に FPSbot 撃ちとかする時に音のレスポンスを得るために髪型が崩れるのが嫌だった。
    ゲーム向けにイヤホンを使ったことがないのと、昔 Shure のイヤホンを使っていて使用感がよかったのでとりあえず使ってる人も多いエントリーモデルを購入。
    音をもっと良くしたいなら DAC やアンプを買うことになるけれど、今の所必要に感じていない。
    マウスパッドは今まで Artisan NINJA FX ヒエン MID L を使用していた。ハヤテ・ハヤテ 甲・ハヤテ 乙・シデンカイは既に一枚持っているが、完全に移行するために1枚余分に購入。
    最近 FPS のマウス感度を極限まで下げ、ある程度の所まで少しずつ上げる実験的なことをしている。
    そのためか、マウスのコントロールに悩むことが増えたので持ってる Artisan シリーズを改めて全部使って落ち着いた結果です。
    ヒエンのザラザラしてるのに比べてかなりサラサラしてるので夏場も気持ちよく使えるのもポイント。シデンカイはちょっと滑り過ぎちゃうかな。
    けれど、あえて比べるとどれもいいパッドでした。個人のプレイスタイルによると思います。
    しかし、マウス感度を下げると自分の crosshair placement や pre-aim が雑だった事に気が付かされる。いままでこれを見てから無意識で修正してたと思うとゾッとする。

あえて購入しなかったもの

  • belegendのプロテイン
    聞いた人みんなが口を揃えて「溶けやすい」「美味しい」と言っている。値段が倍近くするので、先にマイプロテインの方を飲んでから実感したい。後で買う。


  • COUGAR VANTAR
  • COUGAR VANTAR AX
    シザースイッチのキーボード。レイアウトは普通。
    シザースイッチはどのタイプのキーボードよりもリアクションが早いのでとても好み。
    個人的にはメカニカルキーボードの青軸のようなはっきりとしたレスポンスは必要に思わないのでそういう所も相性が良いと思う。
    ただその構造から耐久性にすごく問題があり、私は数多くの 2000 円ぐらいのシザースイッチキーボードを破壊してきた。
    友人が購入したようなので耐久力が割とあるなら購入すると思う。

  • Wicked Bunny Rapid RGB Gaming Mouse
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    身内で話題になった「若干フロントセンサー」マウス。
    フロントセンサーは名前の通りセンサーが中央より前のほうにある事、利点は手首で動かしたときの可動域が大きくなるというもの。
    Mad Catz R.A.T. 1 は本物のフロントセンサーマウスだが、そもそもセンサーが微妙だし、一瞬で壊れる。
    実際にゲームで利用できるレベルのフロントセンサーマウスは見かけたことがないので希少。
    このマウスはセンサーや使用感は普通に使えるらしいが、クリックがかなり重いらしいので後ろの方を持った時にきつそうだった。
    マウスの後ろの方を持つのはかなり可動域が広がるので長年重宝しているのだが、縦方向に動かす時に指が長くないといけないのと、スイッチの作りに依存するので悩みもの。
    とりあえず買う前に、私は指を鍛えるハンドグリップを購入した。